ガーベラのつぼみ

K二丁目

本の感想と、日常と。

筋トレを始める前に読む本

 ダイエットや魅力的な身体づくりのために筋トレを始めようと「思う」人や、「今年は絶対痩せる」等を口に出す人は多いと思う。私も漏れなくその一人で、むしろ痩せ形のため貧相な身体をどうにかしたいと思い筋トレをしている。だがそこまでストイックではなく、やっていることは腕立て伏せや腹筋、5kgのダンベルを使う程度だ。ジムこそたまにしか行かない。効率性とは無縁だが、なんとか続けられてはいた。

 そんな中、なんとなくだが筋トレについて少し調べてみると、自宅でできる効率的な筋トレ方法や、適切な栄養のための食事、おすすめのプロテインなどが紹介されている。筋トレをするための情報は、十分すぎるほど、そして無料で手に入る世の中だ。しかし重要なのは、全員がわかっている通り、続けることだろう。いかにモチベーションを保つかが難しく、大抵は一念発起しても、途中で断念してしまう。

 その重要さを啓発的に、かつユーモアのかかった文章で訴えている本に出会う。「筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法」という本である。著者は「Testosterone」と名乗る者で、同名のtwitterアカウントは筋トレについて熱い思いをツイートしている。フォロワーは現時点で10万8000人以上おり、どうやらこのツイートが話題になり、本の出版にも至ったようである。ただ、この本の内容は終始「筋トレの良さ」を語っているものであり、実践的な筋トレ方法だとかは著者が代表を務める「DIET GENIUS」というWEBサイトで学ぶことができるようだ。

 筋トレを始める前は、こういった「向き合うための心構え」なるモノで心を落ち着けるべきなのかもしれない。本書では、筋トレは努力すれば必ず報われるものだと言っており、逆に続けなければ効果はないと改めて現実に向き合う言葉を投げかけていて、最終的に得られるものは痩せるだとか筋肉がつくだとか、それ以外の魅力も語っていた。この本を一読し、さらにtwitterアカウントで定期的に流れるツイートを日常的に目にすれば、飽き性の人も何とか続けることができるかもしれない。

 一方で、この本を読み終わった際に、amazonが「この本を買った人はこんな商品も買っています」と関連する本を教えてくれた。筋肉隆々の写真が表紙の本が並ぶ中、一冊の本がビジュアル的にかなり目立っていた。「ダンベル何キロ持てる?」という漫画だが、筋トレという言葉とは縁遠そうなかわいらしい女の子の絵が表紙になっている。評価が高く、レビューではどうやら内容は絵とは逆でかなり濃いものらしい。なるほど、読んでみると確かに、所謂ガチムチの爽やかジムトレーナーが専門的な言葉で説明していて、小難しい場面もちらほらある。

 こうして筋トレについて本や漫画を読んだり、サイトを見たりしていると、なんだか無性に鍛えたくなるものだ。とりあえずダンベルのおもりを、一つ増やしてみることにした。