ガーベラのつぼみ

K二丁目

本の感想と、日常と。

生命保険の考え方。商品に詳しくなる必要はない

 先日、後田亨氏の「生命保険の罠」という本を読んだ。

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 同氏は以前10年ほど日本生命で勤務していて、そのあとは保険コンサルタントとして仕事をしている。「生命保険の罠」以外にもいくつか本を出版しており、そのうちの「生命保険のウラ側」という本を読んでみることにした。

 この本は、「生命保険の罠」よりも、より具体的に、生命保険がどういう仕組みになっているか、ということが書かれている。それは商品の構成もそうだが、保険会社や保険営業職員の考え、営業の仕方まで細かく書かれているのだ。「ウラ側」というタイトル通り、普通に生活していては知りえない情報で、覗き見る感じが読んでいて非常に面白い。

 基本的に著者は、普通の人は保険のことをよく理解していない前提で話を進めている。というよりかは、普通の人が理解し難いほど、商品内容が複雑化しているのだ。その前提で書かれているため、生命保険についてよく知らない者でも読み進められるよう親切な配慮が感じられた。

 学生時代は保険のことなど考える者は少ないだろう。大学を卒業し、社会人になって、なんとなく会社の団体保険に入っているという者がほとんどのはずだ。正直、団体保険に入っていれば、損得という観点ではそこまで考える必要もないかもしれないが、結婚して本格的に考え始める前に一度は読んでおいて損はない本だと感じた。