ガーベラのつぼみ

K二丁目

本の感想と、日常と。

Excelだけに頼るのはやめて。pythonでデータ解析ができるように

 

 

 「プログラミング」という言葉を聞くと、専門的で、理系の方の得意分野で、文系出身の自分とは無縁のスキルだと思っていた。だから、プログラム言語だって、一生学ぶことはないだろうと考えていた。しかし、これからは英語と同じくらい、いや英語よりも、誰しもが身に着けるメリットがあるのかもしれない。

 

 そう感じたのは、日ごろExcelを使ってデータをまとめている際に、どうも非効率というか、時間がかかると感じていたからだろう。もちろん、単に私のExcelスキルが乏しいということもあるが、そう感じていながら一からちゃんと学ぼうという考えには至らなかった。それよりも、何か自分にとって新しいものばかりに興味を示すのは、悪い癖に違いない。

 

 とにもかくにも、気になってしまったのだから仕方がない。習得する、しないは置いといて、とりあえず「何たるか」ということだけは知っておきたいと思い、手に取った本がこの本である。

 

 

 

「python(パイソン)」というのは、プログラミング言語の一つである。1991年にできたこの言語は、一言でいうと「簡単に」できることを目指して開発された言語だ。他のプログラミング言語は、C#やC++、Javaというものがあり、これらは何度か聞いたことがある。

 

 この「簡単さ」を目指したpythonだが、それによって初学者としても学ぶにあたって非常にとっかかりやすい言語になっている。また、それはpythonのレベルが低いということではもちろんなくて、近年では使う人が急増しており、google等の大手IT企業も注力しており、人工知能等の未来的技術の言語としても優秀で期待される言語なのである。

 

 そういうことで、これからプログラミングを学ぶ者としては他に選択肢がないように思われるこのpythonであるが、いわゆる入門書は既にいくつもある。中でも、とにかく初心者にわかりやすいように、挫折しないように、丁寧な説明、表現を心がけて教えてくれているのが本書であるらしい。らしいというのは、購入前のレビューにそういったコメントが多かったからだ。

 

 実際に読んでみると、レビュー通りであった。こういった本は実際にソフトをインストールして、自分の手で動かしながら本と一緒に進めていくのだが、なるほど私でも最後まで進めることができた。Pythonだけでなく、プログラムそのものが初心者、というよりは全くの知識ゼロでも本書を理解することができる。

 

 ただし、本書は本当に導入部分であるので、この本をスタートとして、他の本やコンテンツで勉強していかなければ、使いこなすには及ばない。使いこなす、といっても、何のために使うのか、ということがはっきりしなければ、適当に勉強しても時間の無駄になるかもしれない。

 

 Pythonは様々なことが実行できる、わかりやすいプログラミング言語であるが、特に次の二つを得意とするようだ。データ解析と機械学習である。私が興味を持ったのは、データ解析の方である。

 

 というのも、なんとなくプログラミングができると、自動で、素早く、正確にデータ解析、および資料作成ができるということはわかっていたので、あとは使いこなすことができるのか、を知りたかったのである。そのためにまずは、入門書を読んでみたというわけだ。

 

 じゃあ次のステップとしてはどうするか。当然、そろそろ具体的イメージが掴めないと、これ以上足を踏み入れるのを止めてしまいそうになるのだが、大変便利なものを発見した。Udemyというレクチャー公開サイトにある「実践pythonデータサイエンス」というレクチャー動画である。

 

 

 

 コースコンテンツというところをみると、「データ解析の基礎」や、「データの可視化」、「実践データ解析」というセクションがある。つまり、データ解析の為に、pythonをどう使うのかが、初学者用に展開されているのである。

 

 現在はセール中のようで、\12,600が\3,200となっている。私はまだ勉強するかどうかわからないので、実際のスクールに通うという選択肢はない。ということで、あとは別の本を買うか、ネット上のコンテンツ調べて学ぶかだが、3,200円程度ならと、購入してみることとした。

 

 まだ「機械学習」の項目より後は学んでいないが、かなりわかりやすく、学習意欲がそそられた。特に、割と序盤のレクチャー22で、グラフ出力がこれほど簡単にできる、ということがわかった時には、思わず「おお」と声を出してしまったほどだ。

 

 そしてもう一つ感じたのは、このレクチャーは確かに初学者向けであるが、もし私が「この本」を読んでいなかった場合、ついていけない箇所が結構あったと思う。いちいち動画を止めるとやる気が落ちていくため、少しは事前に学習してからこのレクチャーを観るのがいいかもしれない。そう考えると、「この本」は、「本当に」全く知らない人が読み始めるのに絶好の本であると言えるだろう。